低圧進相コンデンサの火災にご注意ください!

低圧進相コンデンサをご存知ですか?

 店舗や作業場等に取り付けられている機器ですが、その低圧進相コンデンサが原因で火災になることがあります。

 松原市内でも過去5年間で4件の火災が発生し関係者2名が負傷しています。

低圧進相コンデンサとは?

 低圧進相コンデンサは、モーターで稼動する電気機器や200Vの業務用冷蔵庫等の力率を改善し、電力を効率よく使用するための機器として、店舗や工場、作業場の配電盤等に設置されています。

 なぜ低圧コンデンサで火災に?

 低圧進相コンデンサから出火する火災は、そのほとんどが長期間の使用による経年劣化(絶縁劣化、絶縁破壊)によって発熱、出火しています。

 昭和50年(1975年)以前に製造された低圧進相コンデンサは、保安装置が内蔵されていないため、注意が必要です。

低圧進相コンデンサによる火災の特徴は?

 こんろやストーブのように炎が見えるものとは異なり、危険性を認識しにくい。

 一般的な電気機器と異なり、低圧進相コンデンサ自体が動かなくなるなどの症状がみられないため、劣化や故障に気づきにくい。

 メインブレーカーを切らない限り回路上の機器には常に電圧がかかっており、夜間や早朝など機械が稼動していない時、その場に人がいない時でも出火する危険がある。

低圧進相コンデンサによる火災を防ぐために

 保安装置が内臓されていない場合、早急に取り替える必要があります。

 保安装置が内蔵されていても、長期間(概ね10年以上)使用しているものは、専門業者による定期的な点検を実施し、異常があれば取り替えてください。

 機器を使用しないときはメインブレーカーを切り、低圧進相コンデンサに電圧がかからないようにすることが推奨されます。