定例記者会見議事録

会見概要

日時:平成22年9月29日水曜日 午後2時から
場所:市役所803会議室

会見内容

 司会(市政情報室)より

 ただ今より、平成22年度3回目の定例記者会見を開催します。まず、最初に資料に従いまして、市長より説明をさせていただきます。質疑応答につきましては市長の説明後、一括して行いますので、よろしくお願いします。それでは澤井市長お願いいたします。

市長より

 本日はお忙しい中、定例記者会見に参加をいただきましてありがとうございます。それではお手元の資料に基づいて進めさせていただきます。

 はじめに、「子宮頸がん・小児ヒブワクチンの接種費用の助成について」でございます。子宮頸がん・小児ヒブワクチン両方の接種費用の助成を行うのは府下でも初めての取り組みになると思いますが、これからの基礎自治体の務めとして市民の健康を守るため、就任後早々、健康相談コーナーを常設するなど予防対策の充実にも努めてきたところですが、この度、新たに子宮頸がんの予防ワクチンの接種費用の助成と小児ヒブワクチン接種費用の助成を開始したいと考えております。子宮頸がんの予防ワクチンは、高い予防効果が認められながらも、高額な接種費用がネックとなっていますが、市が費用の一部を助成する制度を設けることで、接種率を高め、子宮頸がんの発生予防をできると考えています。

 また、ヒブによる細菌性髄膜炎の患者数は、年間約600人と言われていますが、治療を行っても、命に関わることや、深刻な後遺症が残ることも少なくありません。ヒブが原因菌として報告されている細菌性髄膜炎患者は、0歳児が約50%と最も多く、0歳から1歳で全体の約70%を占めます。発症は0歳後半に多く、ピークは生後9か月で、5歳以上は極めてまれです。小児ヒブワクチンの接種を助成することで幼い子どもたちの命と健康を守るために大きな役割を果たすことができるものと期待しています。

  次に「市内の小中学校の耐震化が完了したことについて」ですが、松原市が府下の33市の中で、1番最初に学校施設の耐震化を完了したことをご報告申し上げます。松原市は昭和40年代の人口急増期に開校・増築した小中学校が多く、耐震化が遅れていました。小中学校22校の建物108棟の中で昭和56年以前に建築された耐震化が必要な建物が21校95棟ありました。平成8年度から平成17年度の10年間で年間2校2棟のペースで25棟の耐震化を行いましたが、平成17年度末で耐震化率が35.2%と府下43市町村中21番目という状態でありました。子どもたちの安全確保を最優先に、地域住民の皆様の災害時の避難場所でもある学校施設について平成18年度から5カ年で70棟の耐震化を実施してまいりました。この度、9月25日にすべての学校施設の耐震化が完了いたしました。今後におきましては、さらに「誰もが安心して暮らし続けられるまつばら」を目指し、幼稚園や公民館などの耐震化に引き続き努力してまいります。

 3番目の、「まつばらマルシェの開催について」でございます。

 11月13日(土)、14日(日)の2日間、松原中央公園、松原市文化会館、松原市役所を会場として、「食」を基本テーマとした地産地消フェア「まつばらマルシェ」を開催いたします。

 「まつばらマルシェ」は農商工連携のもと、市内企業や事業者が松原の食品や農畜産物を紹介し、松原ブランドを内外に発信する場や、異業種間のビジネスマッチングを実現する機会として、また、ご来場していただく市民の方にとっては地産地消を身近に感じ取ってもらう場として、開催いたします。

 「大阪エコ農産物 まったら愛っ娘(まなっこ) 松原育ち」をはじめとする新鮮な地場産農産物の販売や、松原で古くから育てられている「あいがも」を使って新たに開発いたしました「松原合鴨(あいがも)カレー」のお披露目、地元食肉産業からは精肉の販売、松原をはじめとする南河内で近年人気の「かすうどん」など、数多くの「食」ブースの出店を予定しております。

 また、市民の参加によるステージパフォーマンスや堀ちえみさんのトークショーなど、楽しい催しも企画しています。また、他の行事としては、市民体育館で、松原商工会議所による産業フェアを、また、市役所ホールで観光写真コンクールの優秀作品を展示するなど、多種多彩な行事を用意しております。

 小さいお子さんから元希者まで、多くのみなさんに「買って!食べて!楽しんで!」いただける「まつばらマルシェ」にしていきたいと考えております。

 このまつばらマルシェを通じまして、地元の農畜産物の地産地消を進め、市民の皆様の食への安全・ 安心へのニーズに応えるとともに、さらに、地域ブランド「メイドインまつばら」を創り出し、個性的なまちづくりを目指していきたいと考えています。

 次に、「府営水道事業を継承する大阪広域水道企業団への参加について」でございます。

 大阪府営水道事業は、大阪府域への水道水源確保の必要性と市町村間の重複投資を避けるため、市町村が大阪府に対して用水供給事業の要請を行い府内42市町村に安全・安心な水を安定的に供給していただいており、本市におきましては、平成14年2月に自己水休止により、100%の府営水道を受水しております。

 この大阪広域水道企業団は、大阪府と大阪市との水道事業の府市連携における協議で、コンセッション型指定管理者制度や企業団方式について議論され、この間市長会におきましても、これらの制度や方式の比較・検討を行った結果、府営水道を受水する42市町村で、来年4月を目標に企業団設立に向け進めているものでございます。

 このため、現在、9月議会に37市町村において企業団設立に関する議案承認を審議されている所であります。なお本市は、9月に市議会議員選挙がございましたので、10月開催の第3回定例会に上程予定しておりましたが、一部組合であります企業団の手続き上、9月議会か12月議会と限定されたため企業団への参加に関する議案を12月に挙げて参ります。

 次に、「地域医療水準の充実について」でございます。

 市立松原病院は、廃院いたしましたが、私は就任後市民の皆様に「1年で医療水準を戻し、更に充実をさせる」と約束をいたしました。そのため、市長直轄の「松原市これからの地域医療のあり方検討委員会」を昨年11月から開催し、松原市医師会並びに関係機関との連携を強化し、小児医療をはじめ地域医療体制の一層の向上を図る取組を進めてまいりました。嬉しいお知らせといたしまして、本市の阪南中央病院が『社会医療法人格』を取得いたしました。南河内の2次医療圏における拠点病院の一つとして、地域の医療機能を支える役割が高まることとなります。具体的には、本市に必要であった小児救急医療や周産期医療などの重要な役割を担っていただくことになり、市民の医療への安心感を与えることが出来ました。

 また、市立病院跡地は、松原市の将来に向けての豊かなまちの資源として生かさなければならないと考えております。そのため、本市全体の発展に資する広域的なまちづくりと現在の課題に対応した身近なまちづくりとの調和を図り、併せて将来の需要にも備えるために幅広い観点から調査研究を行ってまいります。そのための組織として、庁内関係部署の次長級で構成する「旧市立松原病院跡地の土地利用検討プロジェクトチーム」を設置いたしました。

 これにより、全市民の利益となる様々な施策を検討実施することで、将来を見据えたまちづくりを推進するものです。 

 6番目は「松原がんばる市民応援基金」についてでございます。

 本市には、スポーツの分野で、また芸術、文化等の分野において優れた成績を挙げられた多くの方々がおられます。その方々の素晴らしい力が、次代を担う子どもたちに伝授され、「スポーツ・芸術・文化のまちまつばら」として誇れるまちにしてまいります。

 スポーツ、芸術、文化等の分野において、特に顕著な成績を収め、かつ、将来にわたり活躍が期待される者や団体に対して、国際的規模の大会、全国的規模の大会への出場又は出展に際し、応援金を交付することで、市を上げて激励し応援するものです。応援金の額は国際的規模の大会で団体は50万円、個人は10万円、全国的規模の大会で団体は25万円、個人は5万円を予定しています。

 第3回定例会に、「松原がんばる市民応援基金」条例案と基金に積み立てる積立金500万円を予算計上してまいります。またこれに伴い、松原がんばる市民応援基金の設置目的に賛同していただける方々からのご寄附をお願いしてまいりたいと考えています。

 これにより松原市がスポーツ、芸術、文化等の振興を積極的に取り組み、特色あるまちづくりを進め、更なる松原の発展を遂げることができる起爆剤になるものと期待しています。

 7番目の一般会計補正予算の概要についてですが、まず、9月21日、22日の両日で開催されました臨時議会で、可決・成立いたしました補正予算第2号ですが、新しい学校給食センター建設の経費として平成23年度までの債務負担行為21億9,714万5千円を設定したほか、アスリートネットワークさんのご協力を得て、オリンピックメダリストらトップアスリートとのふれあいを通して、子どもたちの「からだとこころ」の成長を図る、キッズドリームスポーツチャレンジinまつばらを開催するための経費や、新型インフルエンザワクチン接種に際して、低所得世帯の負担軽減を図るため、費用を助成する経費として7,523万3千円を計上しました。また、歳入歳出それぞれ、8,123万3千円増加し、歳入歳出総額は387億2,640万8千円となっております。

 次に、一般会計補正予算第3号の概要ですが、先ほど申し上げました子宮頸がんの予防ワクチンの接種費用の助成と小児ヒブワクチン接種費用の助成を行うことや、がんばる松原応援基金の設置、また、予防接種事業として9歳から13歳未満児に対し日本脳炎ワクチンの接種を行うなどで、2億8,479万9千円を計上いたしております。これにより、歳入歳出総額は390億1,120万7千円となっております。

 8番目ですが、松原市の平成21年度普通会計の決算見込みは、歳入が前年度比15.4%増の419億7,861万5千円、歳出が同15.5%増の417億9,251万6千円となりました。地方税収入が減少する中、第三セクター等改革推進債や地域活性化交付金などの国の財源をうまく活用し堅実な財政運営を行ったことや、給与削減など財政健全化に積極的に取り組んだことにより実質収支で1億5,321万5千円の黒字となっています。

 本日、私から申しあげるのは以上でございます。よろしくお願いいたします。

 

質疑応答

○司会

 それでは、質問をお受けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○記者

 子宮頸がんワクチンについて市の補助について他の自治体で行っているところはありますか?

○健康部長

 現在大阪府下で実施されているところはありません。堺市が9月議会に上程されたようですが、いつから実施されるかは不明です。

○記者

 ヒブワクチンの方は?

○健康部長

 現在、寝屋川市と河内長野市が実施しており、寝屋川市が10月から、河内長野市が6月実施で4月から遡って実施されております。

○記者

 学校の耐震化についてなんですが、今回で100%実施ですよね。これは府下で何番目ですか?

○市政情報室長

 府下33市中1番です。

○記者

 子宮頸がんワクチンについて3回行って効果が出るようですが、中学1年生・2年生・3年生各学年で1回ずつ行うのですか?

○健康部長

 そうです。ただ今回予算計上してますのは、2回分でして11月から実施しますので1回目のあと2ヵ月後に接種してさらに2ヶ月後となりますと23年にまたがってしまいますので今回は、2回分だけを計上しております。

○記者

 そうすると中学3年生が高校生になった場合はどうなるのでしょうか?

○健康部長

 今回の対象者は補助します。

○記者

 申請の方法は?

○健康部長

 課税世帯は半額になりますが、生活保護世帯と市民非課税世帯は全額補助しますので市役所で証明書を交付します。

○記者

 課税世帯の方は医療機関へ直接ですね。

○健康部長

 そうです。

○記者

 接種率3割想定されていますけど、これぐらいの接種率ですか?

○健康部長

 難しいのですが、今までの検診の受診率を鑑みまして、3割と想定しています。

○市長

 結果を見て不足する場合は補正していきます。

○記者

 地域医療水準のことですが、社会医療法人取得したことで、どういった事がこれまでと変わったのか?

○市長

 まず2点。小児救急医療と周産期医療のこの2つを担っていただける。小児救急医療は、2次救急医療を365日24時間やっていただける形になりました。周産期医療に関しましても、たらい回し問題などをカバーしていただけることになりました。

○司会

他に質問がなければこれで終了します。ありがとうございました。