用語の説明

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あ行

 【あすかじだい】 飛鳥時代

その前半は前の古墳時代と重複し、奈良時代の前の時代にあたる。
主に聖徳太子が摂政となった西暦593年ころから西暦710年の平城京遷都までをいうが、推古天皇の治世の時代に限って用いる場合もある。


 

 【あづちももやまじだい】 安土桃山時代

室町時代の次で、江戸時代の前の時代。
織田信長が京都に入った西暦1568年から西暦1598年に豊臣秀吉が没するまでの間の時代をいうが、徳川家康が実権を握った西暦1600年の関ヶ原の合戦までとも江戸に幕府を開いた西暦1603年までともする。
このうち豊臣氏が伏見桃山城を本拠とした西暦1594年から1599年を桃山時代とする。


 

 【いぐし】 斎串

一端を剣状にした短冊状の木製品で、呪術や呪いなどの祈祷に使用する祭祀具。


 

 【いこう】 遺構

過去において人間が大地に刻んだ痕跡のこと。建物跡、溝跡、井戸跡など。


 

 【いっけんしゃ】 一間社 (一間社造)

神社建築様式の一種。
正面から見たときの柱間が1で建築された祠。


 

 【えどじだい】 江戸時代 (徳川時代)

安土桃山時代の次で、明治時代の前の時代。
西暦1603年に徳川家康が、江戸に幕府を開いてから西暦1867年に徳川慶喜によって大政奉還がなされるまでの間の時代。


 

 【えんぎしき】 延喜式

西暦967年に施行された律令(国家の基本法典)の補完法令。
西暦905年に着手して西暦927年に完成した。
施行以降、政治の根幹をなす法令となる。

 

か行

 【がき】 瓦器

平安時代末期から中世において近畿地方を中心に隆盛する土器。
黒色土器の系譜を引くと考えれる炭素を吸着させた土器で、一般に灰色を呈するものが多い。
椀や皿、鉢など日常的な食器に多く見られる。


 

 【かのうは】 狩野派

室町時代から明治時代にかけての日本画の流派。
江戸時代には幕府の御用絵師となって隆盛を誇った。狩野探幽らが有名。


 

 【かまくらじだい】 鎌倉時代

平安時代の次で、室町時代の前の時代。
主に鎌倉に源頼朝によって幕府が開かれた西暦1192年から北条氏が滅亡した西暦1333年の間をいうが、源頼朝が鎌倉に入った西暦1180年から始まるとも、源氏が壇ノ浦の合戦で平氏を滅ぼし、全国に守護・地頭を設置した西暦1185年から始まるともする。


 

 【かわちいもじ】 河内鋳物師 (丹南鋳物師 河内丹南鋳物師)

中世から近世にかけて活躍した鋳物製作技術者集団で、本市周辺において数多く居住し、鋳物生産を行っていた。
彼らは中世においては、さまざまな特権をもって保護されており、鍋や釜などの鋳物製品を全国に製作流通させた。また各地の寺院釣鐘なども製作している。


 

 【かわちもめん】 河内木綿

江戸時代から明治時代にかけて、河内地方で多く生産された木綿。
明治時代以降は、近代紡績業におされて衰退し、現在は、産業としては残っていない。


 

 【かんが】 官衙

古代から中世における国衙や郡衙などの大小さまざまな役所の総称。

 

 【きき】 記紀

古事記日本書紀のこと。


 

 【きゅうせっきじだい】 旧石器時代

縄文時代よりも前の時代で、おおよそ西暦紀元前200万年から紀元前1万年の間とされる。
土器の使用がまだ始まらない無土器時代である。
前期(西暦紀元前200万年~紀元前13万年)
中期(西暦紀元前13万年~紀元前3万年)
後期(西暦紀元前3万年~紀元前1万年)
の3時期に細分される。
なお日本では前期旧石器時代にあたる遺構、遺物などは未だ発見されていない。


 

 【きんせい】 近世

おおよそ安土桃山時代~江戸時代全般をさす。


 

 【きんだい】 近代

明治時代以降、昭和初期までをさす。

 

 【けたゆき】 桁行

建築物において、棟に平行する方向。


 

 【けん】 間

1.建築物において、柱間を数える単位。
2.尺貫法による距離を表す単位。時代により若干基準が異なるが、おおよそ1.8mに相当する。


 

 【げんし】 原始

古代に先行する呼び名で、おおよそ旧石器時代から縄文時代弥生時代までをいう。
文明が未開な社会のことを原始社会というが、別義であり混同してはいけない。

 

 【こうりゅうじもんじょ】 広隆寺文書

広隆寺は、京都市右京区太秦にある真言宗別格本山で、平安時代には隆盛を誇り、各地に荘園をもっていた。松原市内にも当寺の荘園があって、その経営管理にかかわる古文書が残されている。


 

 【こくしょくどき】 黒色土器

奈良時代から平安時代にかけて見られる土器で、土師器の表面を箆で磨いて炭素を吸着させ、保水性を向上させたものである。
椀が多く、当時の日常の食器と考えれている。


 

 【こしき】 甑

米などを蒸すために使われる道具。竈(かまど)の上にのせた甕や釜の上にセットして使用する。


 

 【こじき】 古事記

西暦712年に完成した日本最古の歴史書のひとつ。
天武天皇の命によって、稗田阿礼や太安万侶らによってなされた。


 

 【こだい】 古代

おおよそ古墳時代以降、平安時代までをさす。
平安時代末期
を除くこともある。


 

 【こふんじだい】 古墳時代

弥生時代の次で、日本各地で古墳が造られた、おおよそ西暦300年ころから西暦700年ころまでの間の時代。
前期(西暦300年ころ~400年ころ)
中期(西暦400年ころ~500年ころ)
後期(西暦500年ころ~700年ころ)
の3時期に細分される。
後期の後半は、次の飛鳥時代の前半と重複する。

 

さ行

 【さんげんしゃ】 三間社 (三間社造)

神社建築様式の一種。
正面から見たときの柱間が3で建築された祠。


 

 【さい】 滓

金属を溶かした際にできる不純物。
鉄の場合は、鉄滓(てっさい)、銅の場合は、銅滓(どうさい)という。


 

 【じょうもんじだい】 縄文時代 (縄紋時代)

旧石器時代の次で、弥生時代の前の時代。
縄文土器が使用されていた時代で、おおよそ西暦紀元前1万年ころから紀元前300年ころの間をいう。
草創期(西暦紀元前1万年ころ~8000年ころ)
早期(西暦紀元前8000年ころ~5000年ころ)
前期(西暦紀元前5000年ころ~2500年ころ)
中期(西暦紀元前2500年ころ~1500年ころ)
後期(西暦紀元前1500年ころ~1000年ころ)
晩期(西暦紀元前1000年ころ~300年ころ)
の6時期に細分される。


 

 【じょうもんどき】 縄文土器 (縄紋土器 縄文式土器 縄紋式土器)

縄文時代に製作された軟質で素焼きの土器。器壁に撚紐(よりひも)を押し付けた縄目装飾が特徴である。主に浅鉢と深鉢があるが、その形態はバリエーションにとんでおり、中期の火炎のような装飾を取り付けた火焔土器(かえんどき)は有名である。


 

 【じょうりせい】 条里制

古代における土地区画制度。碁盤の目状に、1辺1町(約109m)の方形区画を坪と称して土地を区分し、6坪×6坪で1里と称する。その施行開始時期は、班田制の施行と連携するものと考え、西暦645年の大化改新のころとする説があるが、未だよくわかっていない。
土地に残る条里制の痕跡を単に条里、または条里地割と呼ぶことがある。また条里に沿う水路などを条里溝ということもある。

 

 【すえき】 須恵器

古墳時代に朝鮮半島から伝わった土器製作技術によって作成された土器の種類。
一般的には灰色系の色合いを呈した硬質な土器で、轆轤(ろくろ)を使用し、登窯を使って高温で焼き上げる。


 

 【せいじ】 青磁

磁器の一種で、釉薬の中の鉄分が青色を呈する磁器。中国では古代より盛んに製作され、日本へも数多く輸入されている。
日本で製作された青磁は、江戸初期に焼かれた有田焼が最初とされている。


 

 【せいえんどき】 製塩土器

 海水から塩をつくるために専用に作られ用いられた土器で、主に海水を煮沸する際に用いられた。
大阪府下では、弥生時代以降、湾岸部の遺跡で製塩が行われていた痕跡がある。
本市内でも時折発見されるが、湾岸から距離のある本市内で製塩が行われていたとは考えにくく、塩とともに交易されたものと考えられる。


 

 【せきぼう】 石棒

縄文時代中期以降に見られる棒状の磨製石製品で、性器崇拝等の祭祀具と考えられているが、よくわかっていない。


 

 【せきぞく】 石鏃

石製の矢じりのこと。縄文時代から弥生時代にかけて広く見られ、打製製品が多い。狩猟や武器として用いられた。
中には磨製製品も見受けられるが、祭祀や儀礼的なものと思われる。


 

 【せきひ】 石匙 (いしさじ)

縄文時代から弥生時代にかけて見られる打製石器の一種。
扁平な身部に短い柄が付く形状から”いしさじ”ともよばれるが、身部下端に刃部をもっており、”さじ”ではなく、ナイフの一種や皮剥ぎの道具と考えられている。


 

 【せっけん】 石剣

縄文時代から弥生時代に見られる石器で、打製のものと磨製のものがある。
磨製のものは弥生時代以降に見られる。
おおよそ武器ではあるが、磨製のものは、同時期の金属製剣を模した形状で、祭祀や儀礼的なものに使用されたと思われる。


 

 【せんごくじだい】 戦国時代

西暦1467年の応仁の乱から織田信長が京都に入った西暦1568年までの戦乱期をいう。
室町時代と重複して用いられる。

 

 

た行

 【たかつき】 高杯 (高坏)

土器の器形の一種。食物をのせる食器で、の底部に1足脚が付いた形状。
蓋を伴うものは有蓋高杯(ゆうがいたかつき)とよぶ。


 

 【たこつぼ】 蛸壷

蛸(たこ)を漁するための漁撈具で、小型のものが多く、おそらく飯蛸漁を行ったものであろう。
弥生時代以降、大阪府下の湾岸部の遺跡では、しばしば発見される。また内陸部でも発見される事例があり、松原市内でも数点確認されている。湾岸まで距離がある本市域で漁を行っていたとは考えにくく、おそらく交易品と思われる。


 

 【ちゅうきんせい】 中近世

中世から近世に及ぶ時代。
鎌倉時代室町時代安土桃山時代江戸時代


 

 【ちゅうせい】 中世

主に鎌倉時代室町時代をさす。
平安時代末期を含めることもある。


 

 【つき】 杯 (坏)

土器の器形の一種。食物をのせる一般的な食器。椀よりも浅く、皿よりも深いものをいう。
杯の中で、蓋(ふた)とセットになったものは、蓋杯(ふたつき)という。またこの場合、蓋(ふた)自体を杯蓋(つきぶた)、身自体を杯身(つきみ)とよぶ。


 

 【どこう】 土坑 (土壙)

地面に掘った穴のこと。
通常、発掘調査において発見された遺構は、その用途が判明するものについては、”溝”、”墓”、”柱穴”などの用途名称で呼ばれるが、用途が判然としない遺構も多く発見される。こういったものについては、”土坑”と呼称することが多い。
なお”土壙”の文字を使用することもあるが、この場合は狭義に”土壙墓”という墓の意味が含まれる。

 

 

な行

 【ながれづくり】 流造

神社建築様式の一種。
平入り正面の庇(ひさし)が大屋根と一体となって前方へ流れるように長くのびた建築様式。


 

 【ならじだい】 奈良時代

飛鳥時代の次で、平安時代の前の時代。
西暦710年の平城京遷都から西暦794年の平安京遷都までの間の時代をいうが、西暦784年の長岡京造営着手までとすることもある。


 

 【なんぼくちょうじだい】 南北朝時代

一般には、西暦1333年の鎌倉幕府滅亡から西暦1392年の南北朝の合体までの間の時代をいうが、西暦1336年の南北朝の分裂から、または西暦1331年の元弘の乱から始まるとすることもある。
室町時代と重複して用いられる。


 

 【にほんしょき】 日本書紀

日本最古の歴史書のひとつ。
西暦720年に舎人親王らによってなされたとされる。

 

 

は行

 【はじき】 土師器

古墳時代以降に作成された、先の弥生土器の系譜を受け継ぐ素焼きの土器。
縄文土器弥生土器のような装飾性は少ない。
なお弥生土器から土師器への変遷過程はあいまいで、庄内式土器、布留式土器といった中間形態が存在するが、本ページでは、便宜上、それらについても土師器の名称を用いている。


 

 【はくじ】 白磁

磁器の一種で、白色の胎土に透明の釉薬をかけて製作された磁器。中国では古代より盛んに製作され、日本へも数多く輸入されている。
日本で製作された白磁は、江戸初期に焼かれた有田焼が最初とされている。


 

 【はりま】 梁間

建築物において、棟に直行する方向。
建物の梁間の側面を「妻」という。


 

 【ほったてばしらたてもの】 掘立柱建物

地面に穴を掘り、柱を埋め建てて構築した建物。
近世以前においては、最も一般的な建築である。


 

 【はにわ】 埴輪

古墳時代に、古墳を儀礼、装飾する目的で作成された土製品。
家形埴輪や人形埴輪、動物形埴輪などの形象埴輪が一般にはよく知られているが、埴輪の中ではこれらは極一部であり、器物を形象しない円筒形をした円筒埴輪がその大半をしめる。

 

 【ひらいり】 平入り

建物の出入口が、桁行側面にあること。
梁間側面にあるのを妻入り(つまいり)という。


 

 【ひわだぶき】 檜皮葺 (桧皮葺)

社寺建築様式の一種。
瓦を使用せずに桧の樹皮を用いて屋根を葺いたもの。


 

 【へいあんじだい】 平安時代

奈良時代の次で、鎌倉時代の前の時代。
西暦794年の平安京遷都から源氏が壇ノ浦の合戦で平氏を滅ぼし、全国に守護・地頭を設置した西暦1185年までの間の時代をいう。


 

 【ほうけいしゅうこうぼ】 方形周溝墓

弥生時代から古墳時代前期にかけて造られた墓の形態の一種。
通常、周りを溝で画した一辺10m程度の方形状に土を低く盛って遺骸を埋葬するもので、古墳の発生との関連について、しばしば論議される。


 

 【ほんこく】 翻刻

くずし字や変体仮名などで記された古文書などを、原文にそって現在の文字や仮名に書き改めること。

 

 

ま行

 【まげもの】 曲物

桧や杉の薄い板を丸くまるめて端を桜などの樹皮で綴じたものに、杉板などを円形にした低板を取り付けて桶などの容器にしたもの。
底板をはずして側板だけを井戸の井筒として用いたものがしばしば発掘調査などで発見される。


 

 【むろまちじだい】 室町時代 (足利時代)

鎌倉時代の次で、安土桃山時代の前の時代。
足利氏が京都に幕府を開いた時代。主に足利尊氏が建武式目を制定した西暦1336年から織田信長によって足利義昭が京都を追放させらる西暦1573年までをいう。
このうち南北朝が合体した西暦1392年までは、南北朝時代ともいい、また西暦1467年の応仁の乱以降を戦国時代ともいう。


 

 【めいじじだい】 明治時代

江戸時代の次で、大正時代の前の時代。
西暦1867年に徳川慶喜によって大政奉還がなされてから西暦1912年に明治天皇が崩御されるまでの時代。

 

 

や行

 【やよいじだい】 弥生時代

縄文時代の次で、古墳時代の前の時代。
弥生土器が使用されていた紀元前300年ころから紀元300年ころまでの間の時代。
一般に、日本において水稲耕作や金属器の使用が定着した時代で、国家形成の黎明期(れいめいき)とされる。
前期(西暦紀元前300年ころ~紀元前100年ころ)
中期(西暦紀元前100年ころ~紀元200年ころ)
後期(西暦紀元200年ころ~300年ころ)
の3時期に細分される。


 

 【やよいどき】 弥生土器 (弥生式土器)

弥生時代に作成された土器で、先の縄文土器の系譜を受け継ぐ軟質で素焼きの土器である。
轆轤(ろくろ)を使用せず、粘土紐を巻き上げてるか輪積みにして成形している。
壺、甕、高杯、鉢などの器種構成をもち、器壁に装飾を施したものも多い。
なお弥生土器から土師器への変遷過程はあいまいで、庄内式土器、布留式土器といった中間形態が存在するが、本ページでは、便宜上、それらについても土師器の名称を用いる。

 

 

ら行
 

 

わ行